FXトレードは平日は24時間取引が可能で、市場は常に動いています。私が実際に時間帯ごとに監視している通貨を紹介します。時間帯ごとに意識して、監視すると自分のトレードスタイルにあう戦略をみつけていきましょう。
東京時間
東京時間帯には、多くのトレーダーがドル円(USD/JPY)を注視していますが、ドル円以外にもおすすめの通貨ペアが存在します。その中でも、オセアニア通貨(豪ドルとNZドル)の組み合わせはおすすめです。私が東京時間帯に主に監視している通貨ペアは以下の5つです。
米ドル円(USD/JPY)
ユーロ豪ドル(EUR/AUD)
ユーロNZドル(EUR/NZD)
豪ドル米ドル(AUD/USD)
NZドル米ドル(NZD/USD)
東京時間は、仲値(9:55)、オセアニア指標(9:30~10:30が多い)、香港市場OPEN(10:30~)など、動くきっかけになる時間が多くあるので、意識して監視すると自分のトレードスタイルにあう戦略がみつかるかもしれません。
ロンドン時間
最近(2023年5月現在)、ロンドン時間帯は動きが比較的弱く、持続性に欠ける傾向があると感じています。私がトレードを始めた10年前は、ロンドン市場からの動きが活発でしたが、最近ではレンジ相場が主体となっていると感じています。私がこの時間帯に監視している通貨ペアは以下の4つです。
米ドル円(USD/JPY)
ユーロ米ドル(EUR/USD)
ポンド米ドル(GBP/USD)
米ドルスイスフラン(USD/CHF)
ロンドン時間(夏時間:16:00~ 冬時間17:00~)が始まって2時間の間の間に動きが出ることが多いです。そこまでに動かなければニューヨーク時間まで待つほうが良いと感じています。
ニューヨーク時間
この時間帯は値動きが急激になり、重要な経済指標も多く発表されるため、急な値動きが頻繁に起こるので注意が必要な時間帯です。流動性も最も高い時間帯ですので、魅力的でチャンスが多い一方で、リスクも同様に高まります。これらを念頭に置いて取引を行いましょう。私がこの時間帯に特に注目している通貨ペアは以下の4つです。
米ドル円(USD/JPY)
ユーロ米ドル(EUR/USD)
ポンド米ドル(GBP/USD)
米ドルカナダドル(USD/CAD)
相場の動きが大きいこともあり、チャートが汚い時は私は無理をせずトレードを終了することを心がけています。特に経済指標の発表時などでチャートが乱れてわかりにくくなったら、その日のトレードは終了するように心がけています。
まとめ
時間帯ごとに特徴があり、自身に合ったトレード時間を選ぶことが重要です。長時間トレードを行うことで、多くのチャンスを見つけることができますが、逆に長時間トレードすることで無理なトレードを行い、トレード結果を悪化させることがあります。そのため、自身のトレードスタイルやライフスタイルに合ったトレード時間帯を見つけることが大切です。